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この事件を捜査する段階で重要な視点になるのが「魔力感知」です。
死体の発見現場には犯人が残した術式の痕跡がありますし、
このキーコードをPCが持っていなかったとき捜査が行き詰りかねません。
なるべく必須スキルとかキーコードは無い方がいいですよね。
わざわざ準備してまでプレイしてもらえるのかどうか。
かといってキーコードを使わなくても捜査ができてしまうのもアレですし。
やはりここは、シナリオ内で入手が可能な方がいいでしょう。
何せ交易都市ですから、ちょっと裏路地に入れば魔法アイテムくらい売っているはずです。
しかし、ただ魔法ショップを加えるのでは面白くありません。
救済してます感丸出しの救済は美しくないのだよ。
ご都合主義過ぎるのはもちろん、他の設定と何のつながりがないのも良くないです。
プレイヤーが自然に救済装置の存在を受け入れられる設定が理想です。
何らかの形でストーリーに絡むような、そんなスマートな設定を考えましょう。
もう十分すぎるほどストーリーが大きくなっているので、
この救済措置のために新しい設定を考えるのはナシです。
現在決まっている設定の枠の中に収めるようにします。
今のところ空いているのは、セオドア以外の事件被害者の枠です。
っていうか、これ以外はもう埋まっているような気が。
この被害者枠、って言うとスポーツチームの外国人枠みたいですけど、
これを使って魔法ショップとPCをつなげます。
問題は、どのような人物で、どうやってPCと接触するかです。
加えてあくまで被害者なので、魔法使いが殺す理由も考えなければいけません。
まずは、殺害の理由。
セオドアの商会とつながってはいないので、復讐の対象でもありません。
やはりここは口封じが妥当でしょうか。
魔法使いの犯行を知るには魔法感知が出来なくてはいけないので、
この人物も魔法使いであるのが自然かなと思います。
自分が持っている技能でなければPCにも提供のしようがありませんし。
次に、どんな人物なのかです。
魔法使いが魔法ショップを経営していてもおかしくはないんですけど、
この人は途中で殺されてしまうのでそれ以降はカード購入が出来なくなってしまいます。
店員がいたとしても、店主が殺された後も店を続けるのは不自然です。
それに、魔法ショップは個人で細々とやっているイメージかあります。
売り子のおねいさんなんていりません。
「カードが買えれば 店屋じゃなくてもいいじゃない」
すごく久しぶりにキュピーンっと来ました。神よ感謝します。
そうだ。立場は犯人と同じような、魔法研究者にしましょう。
ただ犯人と違うのはグループで研究を行っていて、仲間がいるということ。
仲間といっても研究上の関係だけで、友達とかいう親しい間柄ではありません。
彼が死んだ後も彼の研究所で仲間がカードを売ってくれれば問題なし。
魔術に関するヒントはこの被害者と彼の仲間からも得られます。
自警団員では埋められなかった視点からの情報。重宝しそうです。
最後に、どうやって冒険者と接触するのかです。
口封じをしなければならないくらい真相に踏み込むわけなので、
積極的に事件に関与したはずです。独自に現場を調べるとか。
研究者特有の知的好奇心から現場の魔法痕跡を調べ、
その調査中に冒険者一行と出会う、というのが自然でしょう。
事件について面白いことが分かったら教えてもらうことを条件に、
自分の研究に使っている道具や技能を提供してくれます。
自身の知的好奇心を満たすことが彼の「正義」です。
出会う場所としては、セオドアの次の被害者、
つまり捜査を開始してから最初に殺される人物の発見現場がいいでしょう。
救済措置の存在を知らせるのは早いに越したことはありません。
なかなかいい調子で設定が決まっていきます。
いままでがかめつむり過ぎたというだけなんでしょうけども。
残り被害者枠は、あと二人くらいです。
ようやく設定段階の終わりが見えてきました。
春休み中に一気に終わらせてしまいたいですねえ。
では、またお目にかかるときまで。