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放置ばかりのだめブログ。
2025/05
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前回までのあらすじ…同行NPCを自警団員の少年に決めました。

前回とはちょっと視点を変えてみます。
やはり大きな問題は早めに潰しておくのがいいでしょう。
今回は事件の結末とシナリオのクリア条件を考えます。

依頼の内容は、事件を「解決する」ことではなく、「犯人を見つける」ことです。
言ってしまえば、プレイヤーが「こいつだ!」と思った人物を
クリミア・セシリアに報告してしまってもいいわけです。
あとはお上に殺人の容疑者として訴え出ればいいだけ。
これ以上冒険者が関わる余地はありません。
確信があろうとなかろうと、とりあえずさっさとカタを付けて
報酬を受け取りたい冒険者にはありがたい展開。


ということで、真犯人である魔法使い以外にも容疑者を作りましょう。
たとえばセオドアのかつての商売敵とか、強盗まがいの不良冒険者とか、
ここ最近の商会の経営に不満を持つ貧民?とか。

彼らに関する情報を供給する際に大事なのは、情報の量を多すぎず少なすぎずにすることです。
事件当時のアリバイがないけど犯行手段がない、
アリバイはあるけど人を雇って暗殺させた可能性もある、
という風にあくまでグレーゾーンの域を出ないようにしなければいけません。
彼らは真犯人ではないので、多少曖昧な設定でもいでしょう。
きっちり決めすぎない方がプレイヤーに考える余地を与えることになりますし。

とにかく、シナリオのクリア条件として、真犯人以外を犯人とすることも可です。
さて、ここからは犯人として魔法使いを特定できたとき、
一般的に言われるトゥルーエンドルートについて決めていきます。

ここで大事なのは、トゥルーエンドをどのように締めくくるかということです。
ノーマルと同じように報告して終わりではイマイチ達成感がありません。
ノーマルとは違うストーリーに分岐させたくなるのが人情です。

きちんと捜査すればセオドアが誤解によって殺されたと分かりますし、
それを報告したらクリミアの怒りが頂点に達するでしょう。
「金は積むから捕まえて来い、むしろ殺して来い」となるかもしれません。

しかし、このあと依頼人に言われたとおり魔法使いをぶちのめして終わりにしてしまっては、
結局ノーマルエンドと変わりません。ただイベント戦闘が入っただけです。
しかも相手は半引きこもり生活の魔法研究者です。
地雷型とか遠距離型の魔法による「暗殺」はできても、
戦闘のプロである冒険者複数人を相手に
まともに戦えるとは思えません。1ターンで終わります。

…うーん。どのようにストーリーを変化させたものかなあ。
ちょっと詰まりました。こういう時こそまとめを確認。
自分で見落としている点を探したり、
既存の設定からインスピレーションを得られるかもしれません。
せっかく作った資料なんだから有効に使わないともったいないですしね。


そういえば犯人の正義には、商会への復讐だけではなく
新店舗建設を止めることでリューンを守るというものもありました。
そういえばそうだった。PCに倒されてしまう前に、
何とかして彼の本来の正義を成就させてあげたいものです。

ネガティブ・ポジティブパワーの均衡を守れればいいのですが、
今となっては商会を止めるという直接的な手段は使えません。
均衡が崩れることによる被害について書いた論文は燃えて灰になりましたし、
何より復讐鬼となった彼が根気強く商会に接触することもないでしょう。

こうなったら、復讐とリューン防衛に接点を持たせてしまいましょう。
パワーの均衡を取り戻すための術式を行うために新しい死体が必要で、
その術式の素材として殺した人物を使う、なんてどうでしょうか。

死霊術を専門に研究しているんですから
そういう術の知識があってもおかしくないですし、
復讐も果たしてリューンを守る代替手段にもなって、まさに一石二鳥です。
遺体発見現場にその術式のための魔法陣なんかがあったら
捜査段階でのヒントにもなります。

PCが捜査で魔法使いに行き当たったときには既に準備は完了しており、
今から犯人が術式を発動させる、という展開はスピーディーで緊張感があります。

大急ぎで犯人のところに向かっても間に合わずに術が完成してしまい、
「一体どうなるんだ!?」と慌てるPC。しかし何も起こらず、
犯人魔法使いからの説明を聞いて納得します。

その後魔法使いを倒すか見逃すかなどの選択肢を表示。
PCを強引に魔法使いの所へ向かわせてしまったので
ここまでの展開にプレイヤーの入り込む余地がありませんでしたが、
この選択で最後の分岐をさせれば、PCの行動をうまいこと
プレイヤーの判断に委ねられる形になります。

それに、この展開ならノーマルエンドで
真犯人を捕まえなくても後日犯人が術式を完成させるので、
リューンの平和はPCが干渉せずとも守られます。
ちょっとご都合主義的な感じもしますが、
とりあえずどっちのエンディングでも無事解決します。ああよかった。


さて、最後に事件の結末とエンディングの分岐をまとめると、

●ノーマルエンド
・真犯人以外を犯人として依頼人に報告、報酬をもらって捜査終了
・のちに魔法使いが均衡を回復するのでリューンは平和

●トゥルーエンド
・真犯人を依頼人に報告する
・魔法使いが術式を行う場面に立ち会う(ラストイベント)
・魔法使いを倒すか倒さないかで分岐

ざっとこんな感じです。勢いでいっぺんに書いてしまいました。
エンディングはとりあえずなんとか収まった…かな?

エンディングが決まっていれば途中の経過も考えやすくなると思います。
この調子で近いうちにまた書きます。この勢いは止められない!

では、またお目にかかるときまで。

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