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前回の更新から半年近く経ってしまいました。
受験勉強をしている間、シナリオのことがちらちらと頭をよぎりはしましたが、
本格的に設定を考える気にはなりませんでした。
11月以降は気持ちの余裕もなかったですし、そういう精神状態では製作は捗りません。
良い作品は良い体調と良い精神から生まれます。
ストレスから解放された今こそ、スピードを上げて取り組んでいくのが正解です。
とは言えさすがに期間が開き過ぎているので、簡単にここまでのまとめをば。
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決定事項
・連続殺人事件を捜査するシナリオ
・製作テーマは「主観に依存する正義とその脆弱性」
・真犯人は復讐鬼となった魔術師
・ネクロマンシーを研究している
未決定事項と今後の課題
・プレイヤーへの情報供給の方法(NPC同行の是非)
・被害者の数とその設定等
・事件の帰結が曖昧
・ほか多数
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第1回からざっと記事を読んで、すごく簡潔にまとめてみました。
課題の中で一番問題なのは3番目の「帰結が曖昧」というやつです。
途中から妄想設定を色々くっつけて風呂敷を広げすぎたせいで
エンディングの部分がぶれ始めている気がします。
本来ならそこを詰めていくべきなんですけど、
記事を読み直している段階で1番目の課題をクリアする条件を
ピコーンと閃いたので、今回はその話をします。
これを今まで保留にしてきたのは、個人的にNPCを同行させることに抵抗があったからです。
NPCと行動を共にさせ、今後の指標を示したり
プレイヤーが見落としがちな点を指摘させる手法はよく見受けられますが、
あからさまにヒントを出したり誘導尋問的な発言をするNPCは興ざめです。
今までに真面目シナリオを作ったことがない僕がその手法を採用して、
悪例のようにならず上手くNPCを扱えるのか疑問でもあります。
また、事件に関する情報に通じていて、冒険者と共に行動することに
違和感がない立場の人物を見出せなかったというのも原因です。
過去にクリミアを同行させる案も出ましたが、
どちらかというと内向的なファザコン少女ですし、父の死にショックを受けているので
あまりアグレッシブに活動はしないだろうということでボツになりました。
要するに、NPCによる情報供給が上手く作用するのか、
どういう人物がふさわしいかという2点が主な障害となっていました。
これらを克服できる人物、それは自警団員です。
シナリオによっては冒険者のことを目の敵にして何かといちゃもんを付けてきたりしますが、
自治の精神にあふれる彼らは少なくとも悪人ではありません。
自警団は公的機関の治安隊ほど鈍重ではありませんし、
相互扶助を基本にして活動を行っているため市民の情報には詳しいです。
また、セオドアは庶民重視の経営を行ってきたため彼らからの信頼も得ており、
遺族が捜査を行いたいと言えば協力してくれるでしょう。
自警団からの協力者という形で人員を提供してくれるはずです。
冒険者のPCたちは市民の人間関係に疎いので、
その方面の情報に強い自警団員がいてくれるのは心強いことです。
しかし、いくら人間関係に詳しいとは言え彼らは一般人なので、
事件捜査における能力は皆無といっていいでしょう。
よって、同行NPCから人間関係以外の捜査のヒントは一切出さないということにします。
既知の情報については「相談」などのメニューカードから聞ける、ぐらいの位置づけでいいでしょう。
迷ったときには相談カードをクリック。これで次の行動へのヒントを得られます。
さて、次は同行する自警団員をどういう人物にするかということです。
リューン市民のコミュニティになじんでいることが前提なので、
社交性は高いほうがいいでしょう。無口・無愛想はダメ。
サポート役のため、あまりひねったキャラにするのはよくないので、
王道らしく直情径行のきらいがある少年とかがいいでしょう。
ただ、そんな若輩者が自警団の中で推薦されて選ばれるわけはないので、
熱烈に立候補を主張したということで。
自警団の活動は基本的にボランティアなので、
やりたいという人がいたらその人にやってもらうでしょう。
熱烈な立候補の理由ですが、クリミアに恋心でも抱いていたらいいんじゃないでしょうか。
良家のお嬢様なので今までお近づきになれなかったけど、今こそチャンス!みたいな。
うーんベタですね。ありがちもいいところです。
しかし、ストーリーがややこしいことになっているのでこのくらい分かりやすいキャラがいた方が
清涼剤の役割になるというか、バランスが取れるような気がします。
情報提供の方法がなんとか定まったところで、今回はここまでです。
ハイペースでやっていくので、次は3日以内に更新できるように頑張ります。
では、またお目にかかるときまで。