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前回までのあらすじ…犯人魔法使いと司祭が仲良くなりました。
なんと驚き、三日連続で更新する日がこようとは。自分が一番びっくりです。
今回はセオドアの設定を深めます。まずは現在の決定事項を確認。
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・大企業(?)のオーナー
・平民出身で一代で富をなした
・お客様第一主義の人情家
・犯人魔法使いを批判したせいで殺される
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ざっとこのくらいです。
最近、一番下の「犯人を~」のところがイマイチピンと来ないんですよね。
セオドアのイメージは、やさしそうなハゲかけおじさん(60代) です。
そんなおじさんが人の研究をそこまでボロクソに非難するなんてありえるのかなと思うんです。
でもこの設定をボツにすると犯行動機も白紙に戻ってしまいます。
ですが、既存設定にとらわれて自由な発想を妨げてしまうのはよろしくない。
ここはボツ前提で果敢にネタ出ししてみましょう。
以下、ボツ色濃厚な妄想思いつき設定を羅列します。脳汁まで絞りつくせ!
かつてはワンマン経営で組織を支えていたセオドアも加齢とともにその辣腕ぶりは影を潜め、
だんだんと幹部に支配権を奪われていく。
幹部の大多数は私服を肥やすことに執心しており、
創設者であるセオドアの意向を無視して利益重視の経営を展開しはじめる。
あるとき、彼らはリューン郊外にある無縁者の墓地に目をつけ、
ここを潰して商店を建設することを提案。ここはリューンの中心地からは外れていたが
近年交通量が増加している道に隣接しており、旅人や隊商の補給地としての条件を満たしていた。
今後の発展性も高く、周辺に競合する店もないため
大きな利益が見込まれるこの場所を幹部たちはいち早く確保したがった。
倫理に反する行為である上に、教会の管理下である墓地を潰すことで
教会と対立しかねないという理由からセオドアは反対したが幹部たちは聞く耳を持たず、
裏の人脈を用いてそこを管理する司祭に接触した。
司祭は墓地を守ることを正義としており、断固として反対した。また、教会の教えにも反するため
下手をすれば破門沙汰になりかねないから諦めるようにと交渉人を通して説得を試みた。
しかし幹部たちの強欲はそのような警告で抑えられるようなものではなく、
徐々に交渉は脅迫へと変わっていった。
そのころ、犯人は死霊術に関する理論体系を完成させ、ネガティブパワーとポジティブパワーの均衡が
周辺の環境に影響を与えていることを突き止めた。リューンは大都市として多くの生者を抱えており
既にポジティブパワーが飽和しかけていた。
そのとき、司祭が墓地の取り潰しの脅迫を受けていることを知る。
これ以上死者の放つネガティブパワーを減らせばリューンの均衡が決壊してしまう。
そう思った犯人は幹部たちへ直談判した。
それは内向的な彼が見せたかつてない勇気と行動力だった。
墓地を守り、パワーの均衡を守ることを自らの正義と感じるようになっていたためだった。
当然幹部たちは下らないと唾棄したが、犯人は何度も食い下がった。
あまりにしつこかったため幹部たちは手下に彼の研究所を焼き討ちにさせた。
情熱を傾けた研究を否定され、自身の正義を否定され、
慣れ親しんだ住処まで奪われた彼は復讐を決意する。
セオドアはもうほとんど経営に影響力を持っていなかったが、
世間にはまだ敏腕会長として知られていた。
犯人もまたそう思っており、復讐の手始めにまずセオドアを殺すことにした。
セオドアを殺したことで墓地の取り潰しを遅らせることが出来たと、犯人は嬉々として司祭に語る。
司祭は彼の過ちを正そうとしたが、既に彼は復讐に駆られて正気を失っていた。
うわわわ、な、長くなった…。セオドアさんがとばっちりで殺されました。
思わぬ方向からセオドアと司祭・犯人がリンク。とてもドロドロです。
幹部たちの私欲丸出しなところとか、人間の汚い部分が出ると深みが増す気がします。
ただ複雑で突拍子もない話になってるだけということもありますけど。
個人的に気に入ったのは、セオドアが今では昔ほどの気力を
持っていないって所です。年は取りたくないものだね。
あと幹部たちの裏の人脈とか手下とか。
こういう連中とのギミックバトルを入れるのも面白いかなと思います。
それから、いままで放置だったネクロマンシーの設定がちょっと湧いてきましたね。
生のエネルギーと死のエネルギーの均衡。ファミコン時代のRPGみたいですが、こういうの好きです。
まだ若干整合性が取れてない部分もありますけど、こっちの設定に変えようかな。
次回でもう少しこの設定について考えを深めつつ、採用するかどうかを決めたいと思います。
ネクロマンシーのところとか、部分的に採用できそうな設定も出てきていますし。
怒涛の三日連続更新だったので次がいつになるか分かりません。
反動で二週間くらいお休みになっちゃうかもしれません。
大きな力を使うには、それなりの代償が必要なのさ…。
しばらく動きがなくても、反動で寝込んでいるんだなと思ってください。そのうち戻ってくると思います。
では、またお目にかかるときまで。