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月曜日に更新したはずが、なぜか反映されていませんでした。
バックアップを取っておいて本当に良かった。
この連載記事で何が一番大変ってそりゃあ、
毎回タイトルを考えるのが面倒臭くてしょうがないってことです。
今回のタイトルは特に気に入りません。ワースト3に入る出来の悪さです。
さて前回、死霊術と聖北教会についてちょっぴり触れましたが、
事件の不透明性を高めるのには教会はもってこいだということに気がつきました。
領主の裁判権の干渉から逃れられるのは教会くらいのものだと首藤さんもおっしゃってました。
問題は事件と教会をどうやって絡めるか、です。
普通に考えたら連続殺人事件の何番目かの被害者に教会の関係者を入れたらいいんですけど、
それだと治安隊が捜査を開始するきっかけになってしまいます。
聖北教会もきっと殺人は禁忌としているでしょうし、組織内のものが殺されたら是が非でも
犯人を見つけようとするでしょうし、教会の偉い人から治安隊へ圧力もかかるはずです。
異端審問官が出てくることも考えられます。捕まったらまず生きては帰れません。
下っ端の修道士が殺された、位なら場合によっては動かないのかもしれませんけど。
教会関連は結構難しいところですし、いっぺんには決め切れそうもないので
少しずつ考えていくことにします。
これだけだと今回の内容が少ないので、別の設定を考えますよー。
そういえば、ずいぶん前に頭の片隅に置いておくと言って放置していた
「お嬢様ツンデレ設定」がありましたね。正直、すっかり忘れていました。
そろそろ設定をきちんとまとめておかないと把握しきれなくなってしまいます。
結論から言って、これボツです。
あの時は魔法にかかっていたというか、テンションが上がって「これイケるんじゃね?」と思いましたが、
これだけ時間がたってみるとむしろ「イケない」設定だと思えます。
第一に、あったばかりの人間に対してツンデレは成り立たなさそうです。
ツンデレのテンプレートである「別に○○じゃないんだから」は、
あまり親しくない人に言うとかなり失礼です。常識のある人間ならまず言いません。
お隣さんに旅行のお土産を持っていったときに
「お土産持ってきました。別にあなたの為ではないのですが」なんて言ったら
ご近所付き合いが崩壊すること請け合いです。環境破壊衝動がある方はどうぞお試しあれ。
平民出身とはいえ、権力者の家に生まれた娘ですから、いい教育を受けているはずです。
身分違いの冒険者に対してでも、お世辞と建前をいうくらいの良識があってほしいものです。
第二に、「お嬢様ツンデレ設定」の前提として、
PCに同行して助言を与えるというのがあったんですが、
これもやっぱりボツです。
酒場とか裏通りのような冒険者が立ち入るようなところは危険も伴いますし、
同行だなんて被害者の妻が許さないでしょう。
夫を亡くした直後に娘を危険にさらすようなことは絶対にさせないはずです。
自宅で待っているだけになるとPCと一緒にいる時間が短いので、
ツンデレのメリハリのつけようがありません。
この二点を上手く覆せるこじつけ設定を考えるのは至難の技です。
時間が経ったらこんなにボロが出てきました。
まあ、思いつき設定だったので当たり前なのですが。
思いついた直後にはカンペキ設定でも、
一晩寝て起きると一目でヘキエキ設定であることに気づくことは少なくありません。
無理にヘキエキ設定を押し通そうとするのはやっぱりエターナルフラグです。
ダメだと直感で思ってしまったが最後、そのネタは葬られる運命にあるのです。
こういうときは、寝ている間に小人さんがイタズラしたんだと思って潔くボツにするのが君子です。
ツンデレも同行・助言役もボツになって娘の存在意義が怪しくなってきましたが、
何か代わりの存在意義を付加してみましょう。
父、被害者①は平民の出身なので、権力世襲で力を得たわけではないでしょう。
実力で這い上がった苦労人タイプです。
一代で家を興した手腕の持ち主ですから、
娘からすればすごく身近にヒーローがいるようなものです。
能力が高く、汚職を嫌った真人間である父。尊敬に足るかっこいい父親です。
ファザコン気味なくらいパパ大好きでもおかしくありません。
そんな父親が殺されて、理由も分からぬままになっている。
ファザコン娘にはこれが絶対に許せません。
そして冒険者に依頼をしようと母に相談して、これがきっかけで張り紙を出すに至ります。
こんな感じで、犯人に対する憎悪を持った遺族というのも生々しくていいんじゃないでしょうか。
PC達が捜査の報告に行くたび、絶対に犯人を捕まえてくれとしきりに頼む娘。
プレイヤーに切迫感を与える役には使えそうです。
これだけだとまだちょっと存在意義が薄いかなって気もしますけど。
ところで、現状ヒロインと呼べるNPCは娘以外いないので、
彼女が同行しなくなってしまった以上、
暫定テーマの「ヒロイン萌えシナリオ」はなかったことになります。
登場時間の短いNPCに萌えなど……無理だっ!
正直、この暫定テーマで情熱を燃やしていたかというと、
うーん、そうでもないな…みたいな感じですね。最初からいらなかったじゃん。
だんだん当初の予定から外れてきている感じですが、ドキュメンタリーなので仕様です。
未来のことは誰にも分かりません。次回の更新がいつになるかなんて僕にも分かりません。
のんびり進むので、のんびり待っていてください。
では、またお目にかかるときまで。