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レナードの部屋の謎解きも作ったし、残るストーリーの設定はサブイベントのみとなりました。
サブイベント、それはシナリオ全体の面白さを左右するものとも言えます。
ストーリーの本筋に関係しないからこそ、シナリオの雰囲気や世界観、
設定を事細かにプレイヤーに伝える役割をも担いうるのです。
CWでは世界観は既に用意されているので、それをぶち壊しにしないようにするのが大事です。
もちろん、サブイベントでも日付・時間帯ごとに変化をつけます。
そうすると1日あたり3つ位は欲しいところなので、全部で15種類程度かなあ…。うわ、多い。
ただ闇雲に考えているだけではいいアイデアは浮かんできそうも無いので、
ここではサブイベントの形式のイメージの固定を行なって発想しやすくしていきます。
一般的なサブイベントの種類には、
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・お使い系
・戦闘系
・わらしべ長者系
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こういうものが考えられます。
お使い系は、言わずもがなアイテム類を誰かから誰かへ渡すタイプのものです。
あるいは、何かを買ってきて、取ってきてと頼まれるパターン。
プレイヤーがNPCのお願いを聞いてあげることで報酬を得るという
RPGの法則に最も忠実なタイプです。
しかし、これはただ単純に移動を繰り返すだけのものになりがちなので、
多すぎると面倒くさがられてしまいます。ちなみに僕自身もあまり好きではありません。
ロマンシングサガの四天王イベントみたいにひとひねりあって面白いと思うものもありますけど、
基本的には「あそこへ行って何をしろ」と明確に指示をされるのでやらされている感が大きくなります。
次に、戦闘系。
PCが悪党なりモンスターなりを倒すタイプのものです。
勧善懲悪の分かりやすいものになることが多いです。
最も俗な一般的な例として、チンピラに絡まれている女の子を助ける、などが挙げられます。
イベントの現場で突発的に起こることも、あらかじめ時間と場所が指定されていることもありえます。
最後に、わらしべ長者系。
その名の通り、手持ちのアイテムを交換していくことで最後には高価な、
希少価値の高いものが手に入るタイプです。
お使い系との相違点は、「次はどこで何と交換しろ」と明確に命令されない点です。
中には1つのアイテムを欲しがっている人が複数いて、
誰に渡すかプレイヤーに選ばせるという自由度の高いタイプもあります。
最初に持っていたしょぼいものがどういう過程で高価なものになるのか、作り手の技量が試されます。
また、しょぼいものを欲しがる人の理由を面白おかしく
コミカルに描くという点で、ギャグ的な要素もはらんでいます。
なかなかに奥の深いタイプです。
大雑把な我流定義ですが、ただ漠然と考えるよりもいくらか発想しやすくなりました。
ついでに、イベントの発生の仕方を決めてしまいます。
どういういきさつでPCがそのイベントに関わることになるのかという類型の分類です。
イベントの最初の一歩を分類しておくことで、さらにネタ出しがしやすくなるでしょう。
・依頼請け負い型
PCが遭遇する最も一般的なタイプです。
お使い系はほぼここに属します。
仕事として請けるか、親切で請けるかで意味が全く異なるのが特徴です。
報酬がもらえるのかどうかに限らず、人のお願いを聞いてあげるPCかどうかという
プレイヤーのPCへの認識の問題もはらんでいます。
・首突っ込み型
依頼を請けずに自由意思で事件に関わっていくタイプです。
自由を何より重んじる冒険者らしい関わりかたと言えます。
・巻き込まれ型
発生現場に偶然居合わせ、そのまま成り行きで事件に関わっていくタイプです。
僕はこのパターンをライトノベルの主人公的だと思っています。
またしても面倒なことになりそうだ、とオレは溜め息をついた。とかよく使われていませんか?
その性質上、ある程度ボリュームのあるイベントになります。
これらの発生類型と前述のイベント内容の類型をバランスよく組み合わせて、
ただしお使い系は質と量を特に吟味しながら決めていきましょう。
早速ネタ出していこう…と思ったんですけど、長くなってきたので今日はここまでです。
それにしても15コは多いなあ…。駄目なら無理せず諦めるのも手かもしれません。
では、またお目にかかるときまで。