第45回：盟神探湯～罪なき者も救われぬ～

トゥルーエンドを決めた勢いで、ノーマルエンドの方も簡単に決めておきましょう。
釈然としない終わり方でもいいでしょう。なんたってノーマルエンドです。
逮捕されたときのそれぞれのダミー容疑者たちの反応とその後の結末を決めます。

①ブライトナーを捕まえた場合
シナリオ中最も怪しい男ナンバーワンです。
シシュ・ソルを雇っていたり理事長の立場で私腹を肥やしたりしています。
捕まった時の反応は、自分はやっていないと再三主張し、
すぐに金の力で釈放にしてPCたちに復讐してやるとわめき散らします。
典型的な小悪党タイプの反応ですね。
結局、パイプのある役人たちでも彼が行なっていた悪事をかばいきることが出来ず、
リューン追放の刑を科せられます。セオドア殺害の件は裁判の中でうやむやになりましたが、
とりあえずクリミアは気が済んだようです。
 

②エイダを捕まえた場合
もともとリューンの治安を脅かしていた連中なので、まず逮捕は免れられません。
貴族にも被害を与えていて、死刑は間違いないでしょう。
その罪状の中に、いくつかの冤罪が紛れ込んでいたとしても。
しかし、力こそ全て、強い者が生き延びることが彼女の正義なので、
一度敗北しているPCに逮捕の旨を言い渡されてもおとなしく従います。
予想通りエイダは絞首刑が確定し、クロガネ旅団は瓦解します。
こちらの場合も、裁きがなされたのでクリミアは満足です。

③フィエルロを捕まえた場合
アンチ･メイザースの貧民です。
強欲な権力者からの圧力で、反対分子の自分が虐げられるんだと主張し続けます。
結局、嫌疑不十分で釈放になります。クリミアは納得がいきません。
この人は本当にダミーって感じなので、あまりいい展開が思いつきませんね。
とりあえず、次いきましょー。

④フランキオを捕まえた場合
彼を告発することをPCが告げると、おとなしくそれを受け入れて、
正々堂々と無罪を主張すると言います。また、自分は無罪だが、
自分を犯人だとしたPCたちの判断も尊重します。何このおじいちゃんカッコいい。
過去のセオドアとの確執などが裁判で取り沙汰されましたが、証拠不十分で釈放されます。
このエンドでもクリミアは不満です。

⑤ノーリッシュを捕まえた場合
もともとスラムのチンピラだったので、捕まると色々と不都合があります。
なのではじめはとにかくやっていないを連発しますが、PCたちの決意が固いことを知ると、
身辺整理のために1日だけ告発を待ってくれと頼み、
その間にスラムに身を潜め、逮捕の手を逃れることとなります。
かくして、とある若者の人生再起の物語は失敗に終わったのでした。
結局、犯人として報告したものの逮捕が出来なかったので、
クリミアはイマイチ納得が出来ませんでした。

ふう、大体このくらいでいいでしょう。
フィエルロだけはどうしても面白い展開が思いつきませんね。
何か思いついたら追加なり変更なりしたいと思います。

今日はこれでおしまい。
では、またお目にかかるときまで。