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放置ばかりのだめブログ。
2025/05
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前回までのあらすじ…リロイがちょっとは戦えるようになりました。

必死でギミックを取り付けて強化しました。
それでも負けるときはあっさり負けちゃうと思うんですけど。
今回はその、冒険者にあっさり負けてしまったときのストーリーの分岐を考えていきます。

 

( 警告 )今回は特にカオスな内容で
いつもよりさらに長文なので、
暇なときにゆっくりのんびり読んでください!!
何も決定事項はないから読まなくてもいいかも。


リロイに勝利したときに最も変化する事象は、術式の成否ですね。
これを契機としてストーリーに変化を加えましょう。

術式が失敗したら、溜め込んだネガティブエナジーが街中にばら撒かれてしまいます。
人間にも意欲や希望がなくなる、肉体には免疫の低下などの悪影響が。ああ恐ろしい。
このまま放っておいたら、リューンは死の都になってしまいます。
このリューン壊滅フラグだけは、何とかしてシナリオ内で回収しなければなりません。
膨大なネガティブエナジーを収容できる容器があったらいいんですけど、
そんなものがそうそうあるわけがありません。まどか☆マギカじゃあるまいし。

ネガティブエナジーは一般人にはまったく価値のない、
出来れば触りたくもないものです。生ゴミみたいな。
さあ、ここで逆転の発想。ネガティブエナジーが欲しくてしょうがない人とは誰でしょうか!?

・ネガティブエナジーを使って悪さをしたい人(テロリスト?)
・ネガティブエナジーの研究者
・死にたがりの狂人

……まともなアイデアが出てきません。

テロリストも研究者も、自分の手に余る有害物を欲しがるとは思えません。
密閉容器の中の細菌は扱えても、空気中の細菌は御免被りたいところでしょう。
彼らは自分にも危険が及ぶものに手を付けるほどの愚か者ではありません。

この二者が消えて、残るは狂人だけとなってしまいました。
たしかに狂人は死の危険だろうとなりふり構わず行動できますが、彼に一体何が出来るでしょうか。
だいたい、リロイを倒した後の墓地の地下室に狂人が突如として現れるのが不自然でなりません。

リロイ: くそっ、これまでか…。このままではネガティブエナジーがっ…。
狂人  : ギャルのパンティ ネガティブエナジーおくれーー!!

…こんなのまじめシナリオじゃない!!シュールすぎる。

リューンを救うには死の危険を顧みず行動できる、ネガティブエナジー大好きで
一手にそれを引き受けてくれるスーパーマンが必要だというのに、
そんなチートキャラを出してしまってはいままでまじめに作ってきた意味がなくなってしまうのです。
最後の最後で狂い系だなんて嫌ー!!

 

 

 

 


「リューンを救ってくれるなら、人間じゃなくてもいいじゃない」

それだ!神様ありがとう。
この際、多少こじつけくさくても良しとしましょう。溺れる者の藁です。
クライマックスの勢いと高揚感で一気に押し通してしまえ。

ぶちまけられたネガティブエナジーの使い道は生命体を弱らせ、死に至らしめることだけです。
これを好き好んで受け取ろうというのですから、そいつは死を望んでいるということになります。
まさに「死にたがり」

人間ではなくて死にたがっている存在について考えましょう。

「もう死にたい…」というセリフを言いそうなのは、うつ病患者を除いて
不死の存在ぐらいしか思いつきません。終わりが無いためにかえって終わりを望みます。ありがち。

ここで思いつくのは、「賢者の選択」のラスボス、カナン王です。
古代から生き続け、転生や延命を繰り返してついにリッチになった魔術王です。

彼は死にたがっているわけではないですけど、祠での安らかな眠りをなにより重んじています。
不死王の彼にとって永遠の眠りは実質的に死に等しいわけですから、
考え方によっては死を望んでいるともいえそうです。
実際、彼は自らの眠りを妨げる者に対して強烈な裁きを与えています。
彼からすれば人間など羽虫と変わらない下等生物ですが、
そんな下等生物に向かってムキになって裁きを下すくらい、眠りは大事なものなのです。

いくら不死の存在とはいえ、不眠不休で永遠に活動し続けることは出来ず、
ある周期に基づいて休息期間を挟みながら、活動と休眠を繰り返すということですね。
その周期を無視して活動し続けたとしたら、精神が死んでしまうのでしょう。

精神が死に、不死となった肉体だけが残された場合、何が起きるでしょうか。
精神の死というのはつまり自我の消滅ではなくて、精神の崩壊に近い意味です。
重度の錯乱状態に恒常的に陥る感じ。

精神錯乱した不死者はたぶん、自己の消滅を望むのではないでしょうか。
そもそも精神が死ぬ原因となったのが永遠の生命なのですから、
本能的にその鎖から逃げようとすることは十分考えられるでしょう。
仮に錯乱していて冷静な判断が出来なかったとしても、です。
自己破壊欲求はこのとき、一般的な生命体の自己保存欲求と同義です。

だいぶん話が逸れましたが、本題に戻りましょう。
ここで先ほどの問題提起、「死を望む人間ではない存在とは」
今回のシナリオに見合った最適解を示すならば、
「不死であることに疲れ、不死であることを拒んだ上級アンデッドの成れの果て」
ということになります。

不死になったはいいが永遠を生きることに疲れ果て、
消滅を願いながらも不死であるがゆえにその望みは叶えられない。
最悪の無限ループです。

なんだか妙な新キャラが出てきたところで、今回はここまでです。
めちゃくちゃ長くなってしまいすみませんでしたっ
ここまで読んでくださったあなたに最敬礼。

では、またお目にかかるときまで。

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