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前回までのあらすじ…人名・団体名を決めました。
前回、団体名を考えていたら気が付いたんですけど、
捜査パートでPCがどこに行けるのかということについて全く触れていませんでした。
これはよろしくないです。実際にどんな場所でイベントを発生させるのかというイメージが曖昧だと、
シーンごとに設定の食い違いが生じてくる可能性があります。
イベントの内容を詳しく決める前に、シナリオの舞台となる具体的な場所を決めておく必要があります。
というわけで今回は、PCが訪れることの出来る場所を明確にしておこうと思います。
まずは思いつく限り、ロケーションを書き出しましょう。
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・冒険者の宿
・メイザース邸
・町外れの墓地
・貧民街
・茨の棺
・紫陽花通り(商店通り)
・広場
・リューン中央通り
・酒盛り場
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ざっと思いつくのはこのくらいでしょうか。
粗筋を見直した限りでは、これだけあれば十分だと思います。
まずは大抵のシナリオの出発地点となる「冒険者の宿」。
このシナリオでも張り紙を見るシーンがあるので外せません。
PCの同業者が多くたむろし、事情通の親父さんもいるので情報を聞くのにも重宝します。
それから、当然のことながらメイザース邸も必須ですね。
ここで、実際にセシリアから依頼の内容を聞きます。
捜査の報告などにも来ることになるので、訪問回数も増えるんじゃないでしょうか。
貧民街はスラムのことですね。盗賊ギルドや放火されたリロイの家などがあります。
二番目の被害者のチンピラについて調べるのに必要でしょう。
紫陽花通りは、リューン市の商店街のようなものです。
あんまりメジャーではないですけど、一応は準公式設定みたいです。
商売人としてのセオドアの評判を聞いて回ったり、
買い物をしている市民から話を聞くのにはここがうってつけ。
リューンで広場と言ったら中央広場のことなんですが、
これは中央通りと繋がっているので一緒くたに扱います。
このシナリオの「広場」は、市街から少し外れた小さな広場です。
よそから来た冒険者や旅行者はあまり立ち寄らない静かな広場で、
働きに出されていない子どもが遊んだり仕事を引退した老人が散歩コースにしている、
言うなれば「いこいの広場」でしょうか。
人通りが多くてごみごみしている中央広場とは対照的です。
あまり有益な情報は期待できない所です。せいぜい噂話くらいでしょうか。
とんとん拍子で話が進み過ぎないようにする為の、要するにダミーですね。
中央通りは前述の通り、人通りがとても多いのでさまざまな話が聞けるでしょう。
やたらと人が多いので、全員に声をかけていたら日が暮れてしまいますけど。
日中、情報が集まりやすいのが中央通りだとしたら、夜に情報が集まるのは?
もちろん、酒盛り場でございます。RPGの鉄板にして王道、ロマンの真髄です。
仲間を増やしたりやばい仕事を依頼されたり酔っ払いをやっつけたり。
酒場でのイベントの使い方が上手いRPGはいいRPGです。
中央通りは日没以降人が減りますが、それと反比例して酒場に人が増えます。
spさえあれば裏の情報屋から買ってしまうのも手です。当然、ちょいとお高いですけど。
(※sp・・・カードワースの世界の通貨の単位のこと。紙幣は無く、銀貨で取引される)
このくらい行き先があれば、その日にやることがもうないということもなくなるでしょう。
事件とは直接関係しないお使いイベントなどを作るにしても、ネタに困らなくて済みそうです。
とりあえず下ごしらえはここまでとして、
次回からはより厳密に設定を固めていきます。
正直な話、この段階からは僕のシナリオ製作の未体験ゾーンです。
ここまで進んだまじめシナリオはかつて無かった。
エターナルしないようにコツコツやっていきます。
では、またお目にかかるときまで。