[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
前回までで一通りシナリオの粗筋は出来上がったので
この後は全体の微調整と細部の設定を詰めていくんですが、
その前に固有名詞の確定をしておきたいと思います。
犯人魔法使いとか左遷司祭という仮称では
人物を把握しづらいですし、読みにくいです。
そしてなにより面倒くさい。犯人魔法使いは長すぎる。
僕の場合こういう面倒くささはモチベーション低下につながります。
よって、今回は人物名を決めるとします。
第14回で無茶な決め方をして無駄に気力と時間を消費したので、
今度は普段使っている方法をとりましょう。
僕の普段の人名の決め方の手順は、
①自分の知識の中にあるイメージにぴったり来る人物名を借用
②有名過ぎる場合は他の人名と混ぜる
③こういうサイトやこういうサイトの力を借りる
④気に入った名前がピンと来なかったら混ぜてみる
⑤最終手段として自力で考える
大体こういう感じですね。
自力で考えることはほとんどありません。
センスの無さが露見しますし、どうも語感が偏りがちになるからです。
特に西洋人名では普段聞きなれていない分その傾向が顕著になります。
男性名だと「~~オン」や「~~ルス」の人物が多くなってしまったり。
カタカナの似ている名前は覚えにくいことこの上ない。
すでに被害者一家の末尾音が全員「ア」で危険ゾーンに入っている
このシナリオでは、この後決める人物名でいかにバランスを
取り戻すかが重要な鍵を握っています。
さて、最低限名前が必要そうなNPCは、
------------------------------------------------------------
自警団員 (同行NPC)
犯人魔法使い
左遷司祭
被害者その② (事件に興味を持った魔術師)
被害者その②の同僚 (魔法アイテム販売役)
被害者その③ (商会に雇われたチンピラ)
被害者その③の片割れ
------------------------------------------------------------
これらの人物です。思ったより少なかった。
上記の手順でサクサク決めていきます。
まずは自警団員から。
同行NPCとして最も多く名前が出る人物です。
奇抜すぎず、かつ他とかぶらない名前がいいですね。
率直な正義の持ち主ということで、ジタンでいいかなと思ったんですけど
さすがにモロパクリなのでやめましょう。
自分の正義を貫いた人物は史上にたくさんいます。
「悪法も法なり」として命を捨てたソクラテスもそうですし。
現代で圧倒的支持を得た正義といえば、
アパルトヘイト廃止に貢献したネルソン・マンデラが印象深いです。
彼はアフリカ人ですがその名前はヨーロッパでも使われるので
そのまま借りてもいいでしょう。自警団員はネルソンに決定。
順番を無視して、次は被害者その③と片割れ。
ギリシア神話のコリント王シシュフォスをもじってシシュオスにします。
この名前、いつも敵の下っ端の名前に使いまわしています。
片割れはアイルランドサガの「スールの子ギースリのサガ」に登場する
無能な奴隷ソールズルをもじってソールズで決定。
どちらもあまりプラスイメージのない名前です。
続いて、犯人魔法使い。
実在の魔術師から借用するのはあまりに安直なので、
上記のサイトなどをめぐって語感がいいものを採用。
ざっと見たところ、エフレイムが語感的にもかぶらなくていいかな。
彼と親しい司祭はファーストネームで呼ぶと思うので、それも探します。
んんー、…リロイ。リロイ・エフレイム。こんな感じでいいでしょう。
お次は左遷司祭です。
本名じゃなくて洗礼名でいいでしょう。
ここで聖ゲオルグを思い浮かべちゃうあたりが安直です。
だけど聖人名一覧を眺めても他にピンと来るものもないですし、
語感もかぶっていないので条件的にはバッチリ。もうこれにします。
司祭の名前はゲオルグに決定。
最後、被害者その②と同僚。
魔術師だからってアレイスター・クロウリーはさすがにないとして、
その弟子リガルディの俗名レガーディーをもじってレナードとかどうでしょう。
悪魔レオナールにもつながっていて魔術的です。よし決定。
同僚は、どうせ研究所に篭っているだけなのでこだわる必要もありません。
ハドルストンがなんだか気に入ったので採用です。
やり慣れている方法を使ったので前回と比べて相当早かったです。
今後必要になった人名もこの方法で適宜決めていきます。
次に捜査パートで必要な場所の名前などを決めて、そのあと最終調整に入る予定です。
では、またお目にかかるときまで。