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前回までのあらすじ…教会内部の人を登場させるにあたって、
何かの理由で無縁仏を葬る墓地の管理者に左遷された司祭が殺されることになりました。
テーマを決めなきゃとは思うんですけど、どれだけ考えても
まっったく浮かんでこないので別方向から攻めます。
司祭が殺される理由について、ゾンビの材料を集めるために墓地へ来た犯人と
鉢合わせたために殺される、みたいな事を書いたんですけど、
もう少しヒネリが欲しいなとも思うんです。
そこで、いつもはストーリー展開を先に考えて、キャラクターの性格は
その展開にふさわしいように後付けで決めていましたが(セオドアとかクリミアとか)、
今回は先にこの司祭の人間性を考えてみましょう。
まず、僕が思う聖職者としての理想の姿をいくつか挙げます。
・清廉潔白 ・寛大で分け隔てない神の愛 ・自身も熱心に働き、民衆の苦労を理解している
……他にも色々ありますが、とりあえずこんな感じですかね。
最近アイスランドサガの「司教パールのサガ」を読んだので、最後のはその影響です。
大陸の聖職者とは事情が違うんだとか言われそうですけど、理想の姿としての話なのでご容赦を。
なにはともあれ、この司祭は人格者です。君子です。
汚職に気づいて左遷を食らってしまうほどですから、とにかく頑固で意志の強い、
自分の正義を守り通す人物でしょう。
聖職者なので、もちろん彼の正義とは神の正義であり、
彼の生きがいは神への奉仕です。神は汝を愛する。
さて、その正義に熱い司祭様が教会の職を失い、今まで自らの生業としてきた
神への奉仕の場を奪われたとなると、どのような心的反応を起こすでしょうか。
防衛規制で考えると、
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・反動形成 → 「神様なんていねーよバーカ!」ってなる
・代償 → 今の仕事、墓地の管理に情熱を注ぐ
・投射 → 「あいつらがいなければこんなことには…」ってなる
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…これしか思いつかなかった。
あとは反動形成+投射で自分を左遷に追いやった人たちへ復讐を…とかですけど、
これだけでまた一本シナリオが作れそうなのでボツ。ドロドロすぎて固形化しそうです
一般人なら1番目と3番目に行ってしまいそうですけど、いかんせん彼は君子です。
神への奉仕が出来ないならば、ここに眠っている人々の死後の安寧を守ることで
間接的に奉仕しよう…となるはずです。というか、なって欲しいという願望があります。
かくして、彼は自らの正義を神への奉仕から死者の平穏を守ることに切り替えたのでした。
もちろん、ゾンビを作るなんて死者の尊厳を踏みにじるようなことは許しません。
あれ、これだと犯人と鉢合わせたときに争いになっちゃいそうです。
予定では司祭の人格を考えているうちに何か閃いて、
とてもナイスな犯行動機へ華麗に着地する予定だったんですけど。
んんー、やばいなあ。この記事、ここまで書いてボツかもしれない。どうしよう。
「簡単に殺したくないなら なんらかの協力関係があればいいじゃない」
超久しぶりにアイデアの神様からの電波天啓が来ました。諸人こぞりてー。
それだ。司祭はゾンビを作ることには反対だけど、何か別の目的には賛成している、と。
たとえば、彼もまたセオドアに何か恨みを抱いているとか。
セオドアじゃないにしても、他の被害者の殺害に関わってしまったとか。
ああ、久しぶりに色々アイデアに満ち溢れてきましたが、長くなっちゃいそうなのでここまで。
今回は司祭の人格を決めました。近いうちにまた更新します。
では、なんだかまとまりきらない感じですがまたお目にかかるときまで。